dポイントをたくさん貯めている方へ!よくお店などの支払いで使っていませんか?
実は、お店で使うのはもったいないんです!
使い方次第でお得度が大きく変わるdポイント。実は、dポイントをお店で使うだけでは、その価値を最大限に活かしきれていないのです。実際には、dポイントを現金化する方法や、投資に回す方法を活用することで、もっとお得に贅沢を楽しめる可能性が広がります。
この記事でわかること
・dポイントをお店で使うのがもったいない理由
・dポイントを現金化する方法
・dポイントを投資する方法
・貯めたdポイントをお得に使って、ちょっとリッチな暮らしを手に入れられる方法
なぜdポイントをお店で使うのはもったいないのか?
1. 基本還元率1%ではお得感が薄い
dポイントを貯める際の基本還元率が1%である以上、お店でポイントをそのまま消費しても、実際の買い物で得られるメリットが極めて限定的です。
例: お店で1,000円分の買い物をした場合
- 現金払いの場合:
1,000円 × 1% = 10ポイント獲得 - ポイント払いの場合:
0ポイント獲得
→ 1,000円分の買い物に対して、「たった10ポイント分の価値」しか得られないので、貯める労力に対してお得感が薄い。
2. ポイントの価値を低く使ってしまうリスク
現金と同じように使えると言っても、1ポイント=1円では、特に感動や満足感を得られません。ポイントを消費するタイミングとして最適ではないと言えます。
- 比較例: 他の方法でポイントを使った場合
- 投資信託や株を購入: 10,000ポイントを運用して増える可能性。
- 特定の提携先(旅行や高還元キャンペーン)で使用: 1ポイントが1.5円〜2円相当の価値に。
→ お店で「100ポイント使っても100円引き」にしかならないのは、ポイントを低い価値で使っている状態です。
3. 感覚的に「お得を味わった感がない」心理的影響
ポイントを「現金と同じように消費」するだけだと、特別感がなく、「頑張って貯めたのにこれだけ?」という心理的な不満が残りやすいです。
- ポイントを使った買い物で感じること:
- ポイントの残高が減る → 満足感が少ない
- 現金が減らない → 「得した」という実感が弱い
→ 人は「得する体験」を求める傾向があるため、現金化や高還元商品に使うほうが満足感を得やすいです。
高還元キャンペーン中でもdポイントを使うべきではない理由
エディオンのような家電量販店で実施されるdポイント15%還元キャンペーンは、商品をお得に購入できる非常に貴重な機会です。しかし、このような高還元キャンペーン中にdポイントを使うと、その価値を最大限に活かせないばかりか、還元のチャンスを大きく損失してしまいます。以下で具体的に解説します。
現金払いとポイント払い、クレジットカード払いの比較
高還元キャンペーン中に、現金払い・ポイント払い・クレジットカード払いを比較すると、それぞれの支払い方法で得られるメリットや損失がより明確になります。
条件
- 商品価格:10,000円
- キャンペーン還元率:15%
- クレジットカード還元率:1%(一般的なクレジットカードの還元率を想定)
- 支払い方法:現金・dポイント・クレジットカード
計算例
現金払いの場合
- キャンペーンポイント:10,000円 × 15% = 1,500ポイント獲得
- 実質支払額:10,000円 – 1,500円(ポイント還元) = 8,500円
dポイント払いの場合
- ポイント使用額:10,000ポイント
- キャンペーンポイント:0ポイント獲得
- 実質支払額:10,000ポイント消費
クレジットカード払いの場合
- キャンペーンポイント:10,000円 × 15% = 1,500ポイント獲得
- クレジットカード還元ポイント:10,000円 × 1% = 100ポイント獲得
- 合計還元ポイント:1,600ポイント
- 実質支払額:10,000円 – 1,600円(ポイント還元) = 8,400円
損失額の計算
還元分の差額
- 現金払い:1,500ポイント獲得(1,500円相当)
- dポイント払い:0ポイント(損失分:1,500円相当)
- クレジットカード払い:1,600ポイント獲得(1,600円相当)
最終的なコスト比較
- 現金払いで購入した場合:
実質支払額:10,000円 – 1,500円 = 8,500円 - dポイント払いで購入した場合:
実質支払額:10,000ポイント消費 - クレジットカード払いで購入した場合:
実質支払額:10,000円 – 1,600円 = 8,400円
→ クレジットカード払いは、現金払いよりさらに100円分お得になります。
dポイントを現金化する方法
dポイントはお店で使うだけではなく、現金化して資産運用に役立てることが可能です。その中でも注目すべき方法が、マネックス証券を活用したdポイント投資です。ここでは、その仕組みと具体的な手順を詳しく説明します。
マネックス証券でdポイント投資ができる仕組み
マネックス証券では、dポイントを活用して投資信託を購入することが可能です。dポイントを使って投資を始めることで、貯めたポイントを運用に回し、増やすチャンスを手に入れられます。
メリット
- 現金を使わずに投資を始められる
貯まったポイントを使うだけなので、元手を減らさずに資産運用を体験できます。 - 資産を増やす可能性
投資信託の運用成果によって、dポイントの価値が増える可能性があります。 - ポイントの有効活用
dポイントを使わずに放置するもったいない状態を防げます。
dポイント投資の具体的な手順
ステップ1: マネックス証券の口座を開設する
まずは、マネックス証券の公式サイトから口座開設を行います。以下が必要な主な準備です:
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
- スマホやPCでのインターネット接続
ステップ2: dポイントの連携設定を行う
マネックス証券の管理画面で、dポイントを投資に利用するための設定を行います。以下の手順を参考にしてください:
- マネックス証券の管理画面にログイン
- 「ポイントで投資」メニューを選択
- dポイントを連携
dポイントクラブのアカウントを紐付け、利用可能なポイントを確認します。
ステップ3: 投資信託を選ぶ
マネックス証券で取り扱っている多様な投資信託から、自分に合った商品を選びます。初心者の方は、リスク分散が可能なインデックスファンド(オールカントリー全世界株式やS&P500)などがおすすめです。
ステップ4: dポイントで購入
選んだ投資信託に対して、dポイントを使って購入手続きを進めます。このとき、利用可能なポイント数を確認し、希望する金額分を指定します。
dポイント投資の注意点
- 運用リスクがある
投資信託は元本保証ではないため、ポイントの価値が減る可能性もあります。リスクを十分に理解したうえで行いましょう。 - ポイントの有効期限
投資に利用する前に、ポイントが失効しないように有効期限を確認してください。 - 購入可能な投資信託の種類
dポイントで購入できるのは、一部の投資信託に限られている場合があります。対象商品を事前にチェックしましょう。
実際にどれくらい増えるのか?簡単シミュレーション
例えば、10,000ポイントを年利5%のインデックスファンドに投資した場合をシミュレーションしてみます:
- 1年後:10,000円 × 1.05 = 10,500円
- 5年後:10,000円 × (1.05^5) ≈ 12,762円
- 10年後:10,000円 × (1.05^10) ≈ 16,288円
→ お店で消費するだけでは得られない「増える可能性」を利用できるのが、この方法の最大の魅力です。
短期的な利益確定で現金化する戦略
dポイントを投資信託に活用するもう一つの方法として、短期的に値上がりを狙い、利益確定(利確)して現金化する戦略があります。たとえば、「オールカントリー(全世界株式)」や「S&P500」のような主要なインデックスファンドをdポイントで購入し、少しでも価格が上昇した段階で利確するという方法です。
この戦略のメリット
- 値動きが比較的安定している
オルカン(全世界株式)やS&P500のようなインデックス型投資信託は、比較的値動きが安定しています。そのため、大きなリスクを取らずに少額でも利益を狙いやすいです。 - 現金化の実感が得られる
少しでも値上がりしたらすぐに売却し現金化すれば、ポイントでお店で使うよりも、「手元に現金が増えた」というお得感を実感できます。- お店で使う場合:1ポイント=1円の価値しか得られない
- 現金化する場合:運用成果によって、1ポイントの価値が1円以上になる可能性が高い
具体例:オルカンやS&P500で短期運用を行う場合
- 条件
- dポイント投資額:10,000ポイント
- 購入する商品:オルカン(全世界株式)またはS&P500
- 値上がり幅:+3%を想定
- 運用結果
- 購入額:10,000円相当
- 値上がり後の価格:10,000円 × 1.03 = 10,300円
- 利益確定後の現金化額:10,300円(+300円の利益)
→ この300円の利益は、ポイントを単純にお店で消費する場合には得られなかった「プラスアルファ」です。
dポイント消費 vs 現金化の比較
方法 | 使い方 | 得られる価値 |
---|---|---|
dポイント消費 | お店で10,000ポイント使用 | 実質10,000円分の価値のみ |
現金化戦略(利確) | 10,000ポイントを投資→+3%利確 | 10,300円(+300円の利益) |
実際に行う場合は
例えば、10,000ポイントを年利5%のオルカン(全世界株式)やS&P500のようなインデックスファンドに投資した場合をシミュレーションしてみます:
- 1年後:10,000円 × 1.05 = 10,500円
- 5年後:10,000円 × (1.05^5) ≈ 12,762円
- 10年後:10,000円 × (1.05^10) ≈ 16,288円
→ お店で消費するだけでは得られない「増える可能性」を利用できるのが、この方法の最大の魅力です。
実はdポイントで個別株も買える!
ここまで、dポイントを使って投資信託を購入し、資産運用や現金化する方法をご紹介してきましたが、実はdポイントを使って個別株を購入することも可能です!これを実現できるのが、SMBC日興証券の「日興フロッギー」というサービスです。
個別株をdポイントで購入する方法:日興フロッギーとは?
日興フロッギーは、SMBC日興証券が提供する、少額から簡単に株式投資を始められるサービスです。このサービスでは、なんとdポイントを使って株式を購入することが可能です。これにより、ポイントをさらに一歩進んだ形で活用できるのが魅力です。
dポイントで個別株を購入するメリット
- 配当金を受け取ることができる
個別株を購入すると、その株式が発行する配当金を受け取ることができます。
→ 貯めたポイントが現金(配当金)を生む仕組みを作れるのは非常にお得です。 - 少額から始められる
日興フロッギーでは、1株単位で株を購入できるため、少額のポイントでも投資を始められます。dポイントの活用幅がぐっと広がります。 - 特定の企業に直接投資できる
応援したい企業や成長を期待する企業に直接投資できるため、資産運用の楽しさを実感できます。
dポイントで個別株を購入する手順
- SMBC日興証券で口座を開設
日興フロッギーを利用するには、まずSMBC日興証券で口座を開設する必要があります。 - dポイントの連携を設定
SMBC日興証券の管理画面でdポイントを連携し、利用可能なポイント数を確認します。 - 株式を選ぶ
日興フロッギー内のラインナップから購入したい個別株を選びます。株価や配当利回りを確認しながら、購入を検討してください。 - dポイントで購入
dポイントを指定して購入手続きを行います。
dポイントを賢く活用するなら「投資×現金化」がおすすめ!
今回の記事では、dポイントをお店で使うだけでなく、投資に活用することでお得度を最大化する方法を紹介しました。dポイントを「そのまま消費する」から「資産を生むツール」に変えることで、新たな可能性が広がります。
おすすめの活用方法
マネックス証券で投資信託を購入し、利益を現金化
個人的におすすめしたいのは、マネックス証券を活用してdポイントで投資信託(オルカンやS&P500)を購入する方法です。ポイント投資は次のような流れで活用できます:
- 少しでも利益が出たら即現金化
値動きが比較的安定している投資信託を選び、短期間で値上がりしたら売却して現金化。これにより、「dポイントをお店で使ってよくわからないお得感を味わうより、手元に現金を増やす」実感が得られます。 - 現金化した資金をさらに活用
現金化した資金は、自分の好きなことに使うもよし、新NISAなどの長期資産形成に回すもよし。私は、新NISAを活用して、将来に向けた資産運用に役立てています。
日興フロッギーで個別株を購入し、含み益を活用
もうひとつ実践しているのが、SMBC日興証券の「日興フロッギー」を使って個別株を購入する方法です。dポイントを使って株式を購入し、次のように運用しています:
- 含み益が出たら即売却
短期的な値上がりを狙い、含み益が出た段階で売却します。 - 売却益を新NISAに回す
売却で得た資金は、さらに効率よく資産形成できる新NISAに回し、長期的な成長を目指しています。
ポイント消費から「資産運用」へ、視点を変えよう!
dポイントは、お店での消費では1ポイント=1円の価値にとどまりますが、投資に回せばその価値を1.1倍、1.5倍、さらにそれ以上にすることができます。
また、運用益を現金化すれば、新NISAをはじめとするさらなる投資にもつなげられ、未来の資産形成がより現実的なものになります。
あなたもぜひ、dポイントを賢く運用して「使う」から「増やす」へとシフトしてみてください。 その一歩が、新たなお得感や資産形成の扉を開くきっかけになるはずです!